シベリアンブルークォーツの菱形クロスカットペンダントトップのご紹介です。


先日ご紹介しましたシベリアンブルークォーツは淡い水色が爽やかでしたが、今回は濃い色のコバルトブルーの原石からカットしました。


板状になった大きめの原石です。中央に無色の薄い層が縦に入っているのが見えます。これが種といわれるもので、この種をもとに結晶を成長させます。

結晶表面にはでこぼことしたウロコのような模様があります。（☆原石は上の後ろ2枚の画像をご参照ください。）


中央が山形になったシャープなラインの菱形クロスカットに仕上げました。


＋ Siberian Blue Quartz ＋

シベリアンブルークォーツは旧ソ連の研究所で開発された人工水晶です。

練り水晶とは違い、種水晶を人工的に成長させて結晶化させるため、天然の水晶と同じ結晶構造をもっています。

シベリアンブルークォーツのブルーはコバルトによるもので、コバルトの含有量によって色合いの濃淡が生まれます。

旧ソ連の崩壊とともに研究所も閉鎖されたため、現在では製造されていない希少な人工水晶となっています。


＜石のサイズ＞
◇縦約3.1 幅1.5 厚さ1.2cm
◇重さ 5.2g


◇バチカン（真鍮製・ゴールドカラー）
幅3mm程度の板カン、チェーン幅1〜2ミリ程度のチェーンが通ります。2mm以上の太い革紐などは通りませんので予めご了承下さい。